お知らせ

キリスト教で読みとく国家・資本・エコロジー講座全6回、無事に終了しました。

キリスト教で読みとく国家・資本・エコロジー講座全6回、無事に終了しました。

2019年5月から、神学者の福嶋揚さんが主催する講座「キリスト教で読みとく国家・資本・エコロジー」をお手伝いしてきました。
5回目までは東京堂書店6階ホールで、11月9日、10日の第6回目は長野県八ヶ岳で開催。今年度予定されていた全講座を無事に終えることができました。参加者数は延べ約160人を越え、さまざまな方々とつながることができました。どうもありがとうございました。
キリスト教の未来への可能性に光をあてたという点で、どの回も刺激的で、示唆に富む講義でした。毎回、倒れそうになりながら全身全霊で準備されていた福嶋さん、おつかれさまでした。
以下に全6回の講義内容を列記します。

◆講座主旨

今日、私たちは貧富差の極大化・生態系破壊・戦争という、これまで人類が経験したことのない三重の地球規模の危機に直面しています。しかし危機は同時に、人間が自身と世界にたいする関わり方を根本的に変革する好機でもあります。私たちが新しい生き方と社会を創造するために、聖書とキリスト教がどのような未来へのヴィジョンを提供しうるかを探っていきます。

◆講座内容・日程

第1回 2019年5月19日(日)
危機に甦るキリスト教の意義――未来学としてのキリスト教入門

第2回  2019年6月22日(土)
虐げられた者の解放――ナザレのイエスがもたらしたもの

第3回 2019年8月10日(土)
キリストの《復活》は現代人にとって何を意味するか

第4回 2019年9月7日(土)
《地上の国》か《天の国》か――国家とキリスト教の相克

第5回 2019年10月14日(月・祝日)
金と神――ポスト資本主義のためのキリスト教

第6回 2019年11月9日~10日
土(アダマー)と人間(アダム)――エコロジーとキリスト教
八ヶ岳でのキリスト教講座&自然観察
柳生博氏(日本野鳥の会会長、八ヶ岳倶楽部)の講演あり。